家がなくなってうれしいなと思っていたら3階建てが

私の住んでいる住居は60坪の土地に床面積25坪の2階建てが建っています。建物の延べ面積は47坪です。

西北側の隣地との敷地一杯まで家を建て、南側は日のよく当たる庭にしています。

庭は芝生が半分くらいで、あとは車一台のポーチと様々な樹を植えています。

南側に隣接するお宅は30坪の狭い土地に2階建てです。数年間空き家になっていました。

2階建てですが、冬場になると太陽が低くなりますので庭に思うように太陽が差し込みません。

冬場から春先にかけては広いリビングルームに太陽が燦々と照り付ける思いで新築したのですが、その思いは後から建築なった2階建てのために半分くらい奪い去られた感じがします。

隣には隣の都合があり2階建てを建てられたのでしょう。

法律にも違反していないし、日照権を主張するほど日当たりが悪いわけでもありません。

都市部ではどこにでも見かけられることです。誰もが辛抱しなくては世の中が成り立ちないと思います。

今年の春になって南側の家の持ち主が、「娘が家を建てますのでよろしくお願いします」と挨拶にやってきました。

小さい頃からよく知っている娘さんなので、その話を聞いてうれしい気持ちになりました。

子供2人の4人家族です。上が3歳、下が1歳の可愛い盛りです。

ところが話を聞いていると3階建てになるとわかりました。

私の頭の中で「エッ、3階」と思いました。3階、日当たりが一段悪くなる、これは困った、だけど拒否できないと頭の中を拒否反応が走りました。

しかし若い夫婦が思いを込めて家を建てるのです。お祝いの気持ちを表すしかありません。

家の持ち主の父親は、快諾を受けたと解釈して帰っていきました。

今年の5月に工事が始まりました。建前は1日で終わりました。大きなクレーン車が来て模型を組み立てるように8時間程度の作業でした。

3階建てといっても簡単なものでした。本当に簡単でした。

問題の太陽の差し込み程度です。今の時期は太陽が頭上に来ていますから、あまり影はできません。

冬至の前にならないとリビングへ差し込む太陽光の程度はわかりません。差し込まなくなったといっても苦情は言えません。

これが都市生活なのだろうとあきらめざるを得ません。